心地よい晴れの日に自転車の思い出
こんにちは。小坂正範(まさやん)です。
今日の東京は晴れ。気持ちいい土曜日の昼下りです。
そんな中、昔の思い出がふと湧き出してきたので書き残します。
* * *
僕が小学1年生のころ。
天気がよかった休日のこと。父がふと「正範、自転車を買ってやろう。」と。
父と僕とで、地元の自転車屋さんへ行き、新品の自転車を買ってもらいました。
買ったばかりの自転車にウキウキした僕は「乗りたい」と父に言いました。
「乗れるの?」と父。
「うん!」と自信満々の僕。
「じゃあ、乗ってごらん。」と父。
買ってもらったばかりの自転車で意気揚々と自転車を漕ぎ出しました。
順調かと思われた矢先のこと。
目の前はスピードがぐんぐんあがる下り坂。
「正範!」という父の声も聞こえたかというときには僕はすっ転んでました。
買ったばかりの自転車に傷をつけ、自分のひざこぞうにも傷をつけてしまいました。
それでも父は「バカだなー」と笑っていました。
* * *
それから僕は父と自転車を乗る練習に励むのでした。
買ったばかりの自転車と、下り坂と、父と。
晴れた休日に自転車に乗っていると、そんな思い出が呼び起こされます。